うさぎ 7日の医学・生理学賞から14日の経済学賞までノーベル賞週間です。

今回のノーベル物理学賞受賞は昨年のヒッグス粒子発見がきっかけですが、受賞者のヒッグス粒子予想を実験により予想通り発見したことが重要であり、実験には浜松ホトニクスが大きく関係しています。

浜松ホトニクスとノーベル賞に関しては、
2002年に東京大学特別栄誉教授 小柴昌俊 氏が受賞した際は浜松ホトニクス様の製品は岐阜県の実験施設「スーパーカミオカンデ」のニュートリノの検出に 「浜松ホトニクス 電子管事業部製 光電子倍増管」 が使用されました。

スーパーカミオカンデの実験概要はこちら
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/about/intro.html
うさぎ ・・・・スーパーカミオカンデでは、この未発見の陽子崩壊現象を探索しています。陽子崩壊が発見されれば、大統一理論が実証されます。と書いてありますが高校理科1物理の うさぎ ではさっぱり分かりません・・・。


今回のノーベル物理学賞は、物質に重さを与える粒子を予言したイギリスのピーター・ヒッグス名誉教授と、ベルギーのフランソワ・アングレール名誉教授の2人でした。

以下、抜粋 NHK NEWS webより 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131008/k10015131701000.html
2人は、すべての物質に「質量」を与える「ヒッグス粒子」の存在を1964年に予言しました。
ヒッグス氏らの理論によればおよそ138億年前、宇宙が誕生したビッグバンの大爆発によって生み出された大量の素粒子は、当初質量がなく自由に飛び回っていたものの、その後、ヒッグス粒子が宇宙空間をぎっしりと満たしたため素粒子がヒッグス粒子とぶつかることで次第に動きにくくなり、物質を構成しました。
「ヒッグス粒子」は、その後半世紀近くたっても発見されませんでしたが、日本を含めた国際的な研究グループが去年7月、巨大な加速器を使った実験でヒッグス粒子を発見しました。


うさぎ 的にはノーベル賞は「すごいなー。なんか難しい事してるんだろうなー」でしたが・・・・。
重要なのは赤文字部分です。

この巨大な加速器で陽子ををぶつけて飛び出した素粒子を探す・・・・。
でもとっても小さい上にすぐ消えるので発見がなかなか難しいのです。
有るはずだけど・・・・、と予想してるんだけど・・・・。
それを昨年のヒッグス粒子発見によって予想が正しかった事が実験で裏付けられました。
このヒッグス粒子を検出、増幅する電子管に 「浜松ホトニクス 電子管事業部製 光電子倍増管」 が使用されています。

今回のノーベル賞の受賞は50年前に存在を予想した理論屋さんの二人ですが、、予想通りヒッグス粒子が存在した事を実験で立証した実験屋さんの、「理論屋さんの予想と実験屋さんの裏付け」の両方の成果と思います。

受賞者の方はもちろん、各国で研究されている方や実験者の方、そして浜松ホトニクス様にお祝い申し上げます。

YOMIURI ONLINEより抜粋
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20131008-OYT8T01460.htm?from=os4
ヒッグス粒子は、昨年7月にスイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った実験で見つかった。実験では、LHCで陽子を光速近くまで加速し、正面衝突させて、ビッグバン直後に近い状態を作り出す。その際に飛び出した素粒子のエネルギーを光電子増倍管で検出するなど、LHCの心臓部とも言える部分に、浜松ホトニクスが開発の高感度センサーが利用された。

 微弱な光を電子に変えて電気信号として取り出す光電子増倍管で、浜松ホトニクスは世界シェア(占有率)で9割を超える。小柴教授がニュートリノ観測を行った実験装置「カミオカンデ」でも同社の光電子増倍管が使われるなど、技術の高さでも世界的に知られている。
(2013年10月9日 読売新聞)


当社のUVインクジェットプリンターに浜松ホトニクス製UV-LEDを使用させていただいていることを嬉しく思います。
性能はもちろん宇宙1です。





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